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駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。 |
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薄着の季節が近づいてくると、むだ毛が気になり始めます。最近では女性だけでなく、ひげを気にする男性も増えています。医療器械で行うレーザー脱毛について聞きました。 |
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脱毛に使用するレーザーには、黒い物質に吸収される性質があります。そのため、レーザーを脱毛する部位に当てると毛根周囲の毛母組織のメラニン色素に吸収され、その熱によって毛の生える組織を破壊することができるのです。 |
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レーザー照射時は、無処置ではゴムで弾いた程度の痛みがありますが、通常、麻酔の必要はありません。照射時間も両わきで5分ほど、両ひざ下で約15〜20分です。従来の針脱毛に比べて一般に痛みが少なく、施術時間が短いという特徴があります。 |
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毛には成長期、退行期、休止期という毛周期があります。施術は、その成長サイクルに合わせて行うため、1・5カ月ごとを目安に4〜5回ほどの通院が必要です。ただ、毛の量による個人差や、部位により若干の違いはありますね。 |
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脱毛部位の毛はあらかじめ剃っておきます。受診前に抜いてしまうと脱毛の効果が減弱してしまうので、自己処理で抜いたりしないようにしてください。また、日焼けしていると表皮にもレーザーが吸収され、やけどを起こしやすくなります。レーザー脱毛は医療行為ですので、医師の診察が必要です。施術に際しては、事前に医師によく相談されることをお勧めします。 |
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