くまにち メディカルインタビュー
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内科最前線 ダイエット

2008/2/16掲載
 
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更年期はダイエットが必要な時期 医学的に痩せるためには
 
三角クリニック院長
三角 大慈氏
「体重を減らすには、食事を減らせば良いのでは?」と単純に考えがちですが、自己流の食事制限には注意が必要なのだそうです。

 ■更年期くらいになって急に太る人がいますがなぜでしょうか。
 更年期とは卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少する45〜55歳くらいの期間を指します。女性の一生で、最も体の機能が変わり出すこの時期に過剰な栄養を摂取してしまうと、体調を崩しがちになり、肥満になる場合があるのです。そしてその後の老年期にまで影響を及ぼします。この時期に大切なのは、過剰な栄養を落とすこと。そのため、ダイエットが必要なときと言えます。

 ■自己流のダイエットで痩せることができるのでしょうか。
 リンゴダイエットや納豆ダイエットなど、いろいろなダイエット法がありますが、これらの自己流のダイエットには注意が必要です。極端な食事制限は体が飢餓状態になり、思ったほど体重は減りません。逆にリバウンドで、元の体重よりさらに太ることも多いのです。また、無理な食事制限をすると、更年期を早める原因にもなります。効率と結果、体のことを考えると、ダイエットも医学的に行うことが望ましいですね。

 ■医学的なダイエットとはどのようなものですか。
 バランスの取れた食生活や運動の指導はもちろん、セルライトに直接働きかけるルミセルタッチや、脂肪そのものを融解する脂肪融解注射、腸内洗浄、骨盤調整などがあります。これらはメスを使わず治療期間も短いため、肉体的な負担が少ないのが特徴。二の腕、ふくらはぎ、太もも、下腹部などの部分痩せが可能です。長い人生を健康で美しく生きるためにも、一人ひとりの体質に合った栄養指導を受け、医学的なダイエットをすることが大切です。



 
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