くまにち メディカルインタビュー
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歯科治療最前線 新素材義歯

2008/1/26掲載
 
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違和感ないノンクラスプデンチャー
 
川口歯科医院 院長
川口 孝氏
歯が抜けると、どうすればよいか不安になりますよね。ブリッジは歯を削るし、インプラントはちょっと…。そんな方にも受け入れやすい治療法ができたとか。ノンクラスプデンチャーについてお聞きしました。

 ■新素材の義歯ができたそうですね。
 はい。ノンクラスプデンチャーは、従来の部分入れ歯とは違って針金のような引っ掛ける装置がほとんどなく、装着感が改善された入れ歯です。引っ掛ける金属がないので、違和感がほとんどありません。また、見た目もスッキリします。自費診療ですが、インプラント治療よりもはるかに安価です。

 ■留め金がない入れ歯だと、すぐに外れたりしませんか?
 大丈夫です。新素材の樹脂が、自分の歯を適度な弾力でホールドします。その樹脂は、歯の根元の所で歯ぐきと同じピンク色で作りますので、歯ぐきと色が同化して見分けがつきません。ですから、見た目がスッキリするんです。

 ■作製するときに特別な処置は必要ですか?
 手術などは必要ありません。虫歯や歯周病がひどくなければ、2〜3回の通院で完成します。装着後には1〜2回の微調整を行い、その後は3カ月ごとにメンテナンスします。入れ歯のかみ合わせの調整と、歯と歯ぐきのプロフェッショナルケアを施すことになります。

 ■長持ちさせる秘けつはありますか?
 歯と歯ぐき、そして新しく作った入れ歯に、これまで以上の愛着を持つことです。家庭での愛着あるお手入れと、歯科医院の定期検診を欠かさなければ、同じ入れ歯をずっと使い続けることも可能ですよ。



 
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