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美容整形最前線 W‐PRP肌再生療法

2008/1/19掲載
 
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ACR療法に白血球をプラスした最新の肌再生療法
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
美容整形の分野で、自分の血小板を利用したシワ・たるみの治療、ACR療法が話題になっていますね。さらに、「ACR療法よりもう少し効果を実感したい…」そんな方に適した、白血球を含ませた治療法が登場したそうです。新しい肌再生療法について聞きました。

 ■新しい注入療法について教えて下さい。
 自己白血球含有多血小板血漿(W‐PRP)注入療法とは、自分の血小板と白血球を用いて肌の再生を促す、シワ・たるみの治療法です。元来、血小板と白血球は身体にできた傷を治す働きをしています。その血小板と白血球を濃縮し併用することで、ヒトが本来持っている自然治癒力、組織再生力を最大限に引き出して利用する治療法です。自分自身の血液を精製して注入するので、アレルギー反応や感染の危険性もほとんどありません。

 ■ACR療法とは何が違うのでしょうか。
 基本的には自己血小板を使用し、シワ・たるみなどを改善する治療という意味では同じです。W‐PRP注入療法は、血小板に加え白血球が含まれています。創傷治癒に重要な白血球を含有することで、自己再生力が上がるのです。ACR療法で効果の少ない方に適しています。

 ■治療の流れを教えて下さい。
 まずはご本人の血液を16t程度採取し、遠心分離器にかけて血小板と白血球を抽出します。それを目的とする部分に注射器で注入して終了です。注入後は、2週間から3カ月をかけて皮膚の修復が起こり、効果が表れます。細胞レベルからの治療ですので、自然なハリとみずみずしい肌が期待できます。治療当日は、激しい運動や飲酒、マッサージなど外からの刺激は控えて下さい。メークは直後から可能です。



 
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