くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容整形最前線 注入法豊胸術

2007/11/10掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
自分の脂肪を利用したバストアップ法
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
自分の脂肪や薬剤を注入し、バストアップを図るという注入法豊胸術。最近では、生着率を上げるために、ACR療法を取り入れた方法もあるそうです。新しい注入法豊胸術について聞きました。

 ■注入法豊胸術について教えて下さい。
 まず一つ目に、脂肪注入法があります。太ももやお尻、下腹部などの脂肪を吸引・精製し、バストに注入する方法です。脂肪を取りたい部分は細くなり、膨らませたいバストは大きくなるという双方のメリットがあります。ただ、脂肪は体内に吸収される性質がありますので、生着率は30%くらいです。

 ■注入した脂肪は約30%しか残らないのですね。生着率を上げる方法はないのでしょうか。
 最近注目されているACR療法(自己多血小板血漿注入療法)を併用することで、生着率が約50%に上がることがわかってきました。

 ■なぜ、生着率が上がるのですか。
 体内には成長因子があり、少なくなった細胞を増やしたり、活性化する役目をしています。この成長因子は、血液の中の血小板に多量に含まれています。そのため、あらかじめ取り出しておいた血小板を、脂肪と一緒にバストに注入することで、血小板の力により生着率が上がるというわけです。

 ■注入法豊胸術にはその他の方法もありますか。
 ヒアルロン酸を注入する方法があります。前述のように脂肪吸引をする必要がありませんので、施術は短時間ででき、体への負担も少なくて済みます。また、注入後の仕上がりをチェックして足りない部分があれば、追加注入することも可能です。いずれの方法も乳腺は傷つけないので、妊娠や授乳には影響ありません。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ