くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容整形最前線 ACR皮膚再生療法(シワ・たるみ・ニキビ跡注入治療)

2007/9/22掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
自分の血小板を利用した若返り治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
アンチエイジングには様々な方法がありますが、最近では自分の血液を利用するACR皮膚再生療法という治療を希望される方が増えているそうです。

 ■ACR皮膚再生療法とは?
 患者さん本人の血液を使ったアンチエイジング法です。採取した血液から血小板を採取し、シワやたるみなど気になる部分へ注入することで、自分の持つ細胞の再生能力を生かして皮膚を若返らせます。

 ■なぜ血小板で若返ることができるのですか?
 血小板には成長因子という成分が含まれており、創傷治癒効果(傷を治す働き)があります。それにより細胞が活性化し、体内の壊れた血管や細胞を修復するからです。人体にとって異物となるようなものを使用せずに自分の血液を利用しますので、副作用やアレルギーの心配はありません。

 ■どこの部位に適していますか?
 目元のシワ、まぶたの小ジワ、ほうれい線、額や眉間のシワ、頬のたるみ、ニキビ、ニキビ跡、首元のシワに適しています。個人差はありますが、2週間〜2カ月くらいかけて徐々にシワやたるみが改善し、ハリのある肌になります。効果の持続は6カ月〜1年程度です。

 ■年齢で効果の差はありますか?
 血小板の働きが正常であれば、大きな差はありません。

 ■治療の流れを教えて下さい。
 まず、8〜16tほど採血します。その血液を遠心分離器にかけて多血小板血漿を取り出し、気になる部分へ注入します。注射器で補充していくだけなので、痛みはほとんど気になりません。直後には多少腫れますが、翌日には治まりますので、すぐに日常生活に戻れます。ただ、2回目以降の注入は、2カ月以上空ける必要があります。詳しくは専門医にご相談下さい。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ