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母乳の不安を解消し、出具合・与え方などのチェックを |
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うしじまクリニック
牛島 英隆氏
産科・婦人科うしじまクリニック院長
医学博士 |
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お産後の1カ月健診は広く行われています。育児の不安を抱える母親のためにも、それより早い時期の健診の必要性について伺いました。 |
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一般的には産後1カ月です。しかし、実際には「産後2週間目くらいが一番不安」というお母さんの声が多くあります。具体的には、「母乳やミルクが足りているのか分からない」「夜泣きがひどく、どうしても泣きやまない」「一晩中寝てくれない」「なんで泣いているのかわからない」など。多くの不安を抱えたり、神経質になりすぎる頃のようです。精神的にも不安定で、マタニティーブルーと呼ばれるうつ状態や、産後うつ病と呼ばれる病気などの起こりやすい時期でもあります。 |
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■2週間健診をするようになって、何か変化がありましたか。 |
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医療側としては母乳の出具合や赤ちゃんの健康状態が確認でき、お母さんたちは無用な不安をため込むことが少なくなったという双方のメリットがあります。母乳の出具合や赤ちゃんの食欲はその時々で変わるので、気にしすぎると母親の心配ばかりが増えてしまいます。周囲の人も母親の不安をあおらないこと。そのことを分かってもらう良い機会でもあります。 |
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■早い時期の健診を受けたい場合は、どうすればよいでしょうか。 |
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出産した施設で行っていない場合や、病院まで行けないときには、助産師に訪問してもらう方法もあります。出産前に相談先を見つけておくと良いでしょう。けれども、妊娠から出産、産後と長期の経過を一カ所で把握している方が安心だと言えます。また、一緒に育児をされる、赤ちゃんのお父さんやおばあちゃんたちも健診について行かれると、育児への理解も深まるでしょう。 |
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