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| 日本人は比較的体臭の少ない民族なので、ワキガなどの体臭を特に気にすることが多いそうです。しかし、自分の臭いには意外に気づきにくく、周りも言いにくいものです…。ワキガ・多汗症について聞きました。 |
| ■ワキガは自分で気づかないことがあるのはなぜでしょうか？ |
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| それは自分の体臭に慣れてしまうからです。例えばペットを飼っている家では家族にとってその臭いは普通ですが、訪問者にとっては強烈な臭いに感じることがありますよね。それと同じで臭いが日常になり、本人が気にならなくなっているのです。周りが指摘すればいいのですが、ワキガなどは親しい間柄でもなかなか言いにくいものです。気になる方は、次のワキガ体質の自己チェックをしてみて下さい。①耳あかが湿っている②家族の中にワキガの人がいる③衣類のワキの部分に大量に汗をかく、黄色くなる④ワキ毛が太くて濃い⑤冬でもワキの下に汗をかきやすい。これらに該当する場合は、ワキガ体質の傾向があります。 |
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| 臭いの原因であるアポクリン腺とエクリン腺、皮脂腺を取り除くローラークランプ法で行います。腕の付け根の1カ所から、2～3㎜程度のカニューレ（吸引棒）を皮下組織の中に挿入し、ローラーで皮膚を押さえながら汗腺を吸引していきます。カニューレを往復させる際に生じる摩擦から傷口を守るために、保護器具を侵入口にかぶせますので、手術跡はほとんど目立ちにくくなります。また、毛根レベルまで達するため、脱毛効果もありますよ。手術時間は局所麻酔で40分程度。術後はスポンジをあて、テープで止める程度で、入院は不要です。
手術のほかは、ボトックスをワキに数カ所注射する方法があります。効果の持続期間は約半年～1年です。 |
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