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みわクリニック院長
秋月美和氏
日本外科学会認定専門医
マンモグラフィ検診読影部門認定講師 |
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東京タワーのライトアップからメジャーリーガーの協力まで、ピンクリボンをシンボルにした乳がんの早期発見、早期治療が世界的に訴えられています。早期発見に欠かせない、検診の重要性について聞きました。 |
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政府からも検診受診率の向上が指針として出されています。しかし、熊本県内の検診率は10%以下の状態です。欧米では80%以上の人がマンモグラフィ検診を受けており、乳がんの早期発見とともに死亡率は年々下降しています。 |
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男性の医師や技師に乳房を触れられることに抵抗があり、検診をしり込みする女性が意外と多いことに驚かされました。乳がん治療は日々進歩しており、早期発見できれば、決して怖い病気ではありません。検査は、視触診にマンモグラフィやエコー(乳腺超音波検査)を組み合わせることで、より精度が上がってきました。手術法も以前と比べ、腋窩(えきか)リンパ節を全て切除していた腋窩郭清を省略したり、乳房温存術、再建など、患者さんの生活の質の向上に配慮するようになってきました。納得できるまで医師と相談されることが大切でしょう。 |
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入浴の際など、鏡で見て乳房の状態に異常がないか、手で触れてしこりがないかなど、定期的なチェックを習慣づけるとよいですね。本人が一番早く変化に気づくことができます。検診は市町村によっては補助が出ますし、気になる場合は早急に専門医を受診してください。 |
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