|
|
|
|
|
|
名古屋市立大学大学院 医学研究科教授 杉上病院非常勤医師
岡嶋研二氏
|
|
|
薄毛の悩みは精神的にもダメージが大きいものですね。最近の研究調査で、ある食品が毛根を活性化することがわかってきたそうです。 |
|
男性の場合は男性ホルモン過多。一方、女性の場合は女性ホルモンの減少が原因です。また、ストレスや毛根の炎症(円形脱毛症)などが原因の場合もあります。血液の循環が悪くなることや、毛の成長が止まることが関係しています。 |
|
|
|
通常、外用剤(育毛剤など)や内服剤(ステロイドなど)による治療が中心です。
しかし最近、食品成分による、発毛促進や抜け毛を抑制する研究が行われています。 |
|
|
|
髪が薄いか、まったくない48人を対象に、5カ月間実験を行いました。31人にはカプサイシン6r(唐辛子2g相当)とイソフラボン75r(豆腐200g相当)を毎日摂取してもらい、比較のため残りの17人には本人には知らせずに偽薬を飲んでもらいました。その結果、31人中20人(65%)が増毛または髪が太くなったのです。男性は17人中16人(94%)、女性は14人中4人(29%)に効果がありました。偽薬の17人に効果があったのは2人です。 |
|
|
■唐辛子や大豆を食べると、薄毛や抜け毛の予防になるわけですね。 |
|
そうです。食事などから摂取しても効果はありますが、かなりの量を摂らないといけません。サプリメントなら手軽に一定の量が摂取できます。ただし、空腹時だと刺激が強いため、摂取するタイミングや量などは、医師のアドバイスを参考にされて下さい。 |
|
|
|
|
|
|
|