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うしじまクリニック
牛島 英隆氏
産科・婦人科うしじまクリニック院長
医学博士 |
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赤ちゃんの顔や動きが見られる3D/4D超音波検査ができるようになってから、妊婦健診に同伴するお父さんが増えたそうです。さらには父性に目覚め、夫立ち会い分娩も増えているのだとか。しかし、超音波検査の本来の目的は、お腹の赤ちゃんの異常を早期発見することです。そのため、超音波スクリーニング検査は重要なことなのだそうです。 |
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3D/4D超音波を使用して、お母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの発育状態を調べる検査です。もし、異常がある疑いがあれば、さらに詳しい検査を行います。 |
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■超音波スクリーニング検査を受ける時期はいつが良いのでしょうか。 |
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妊娠初期でも頸(くび)の異常や四肢の長さの異常などを注意して観察するべきです。妊娠の20週前後と、妊娠28週前後に超音波スクリーニング検査をするのが理想的です。妊娠22週0日以前に頭蓋骨の異常や横隔膜、腎臓の異常、染色体の異常を考えさせるような所見の疑いがあれば、その後の治療方針を決めるに当たって大変重要な時期になるからです。また、妊娠28週前後には、赤ちゃんの位置や胎盤の位置などの違いにより、分娩時期、分娩方法の決定や赤ちゃんの疾患により分娩する病院の決定に関しての重要な情報が得られます。スクリーニングで異常の疑いがあれば、ともに超音波専門の産科医に精査してもらうべきです。 |
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■すべての異常が超音波スクリーニングで分かるのですか。 |
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残念ながら、すべての赤ちゃんの異常が超音波スクリーニング検査で分かるわけではありませんが、普通の妊婦健診でも検査に時間をゆっくりかけて、その上、お母さんにも理解できるよう十分な説明を受けるようにして下さい。 |
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