くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 アンチエイジング

2005/7/2掲載
 
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「痛みの少ないお肌の若返り治療」
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
肌の老化は、自分のことに構っていられない子育て中に進むことが多いようですね。紫外線などからシミができ、乾燥してたるみやシワも増えてしまいます。様々な肌の悩みに対応できる最新治療について聞きました。

 ■肌老化で一番気になる、たるみとシミの原因について教えて下さい。
 ハリや潤いを保つ働きをするコラーゲンやエラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少でたるみが生じます。シミは、肌の表皮の一番下にあるメラノサイトといわれる色素細胞が活性化してメラニン色素を作り出し、それが沈着したものです。最近の研究では、子供の頃からのメラニンの蓄積でも、シミを発生させることがあると明らかになっています。

 ■治療法は。
 たるみには、RF(高周波)とレーザーの相乗効果に脱毛の波長が入ったものを照射します。繊維芽細胞に直接熱を与えることで、真皮層が軽い火傷をした状態になり、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。一方シミには、真皮層までエネルギーを浸透させる働きのあるRFと、強い光(IPL)を当てることによってメラニンに反応しシミをとります。一回の治療でも、効果を実感できます。同時に脱毛効果もあり、化粧品で期待できなかったくすみや美白、赤ら顔、ニキビ、リフトアップも可能です。一人ひとりの肌質に合わせた、コンビネーション治療もできます。

 ■施術中痛みはありますか。
 ドクターが直接照射し、肌質や反応を見ながらパワーの微設定をします。そのため、痛みはほとんどないという方が多く、治療後すぐにメイクもできます。



 
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