くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 アンチエイジング・シワ・たるみ

2007/2/24掲載
 
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高周波の照射や注入によるシワ・たるみ治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
 シワやたるみの原因は加齢だけではなく、紫外線も大きな原因のひとつなのだとか。これから春先は特に気をつけたいものです。

 ■シワやたるみの治療にはどのような方法がありますか。
 最近では様々な治療法があります。外科的な手術を行ったり、機器を使用した方法、医薬品の注入などが主な治療法といえるでしょう。今回は高周波(RF)を使用した方法と、注入法についてお話します。

 ■高周波治療とは。
  高周波治療は、一度の治療で速効性と持続性を持ち合わせた、メスを使わない方法です。肌に高周波エネルギーの熱を加えることで、コラーゲン繊維がタンパク変性し収縮します。そのため、照射後48時間くらいで肌にハリが出て、スベスベ感が増します。これは、肉や魚に熱を加えて身が締まるのと同じ原理と考えていただくとよいでしょう。高周波を照射したことで、その後3〜6カ月間くらいかけて皮膚内でコラーゲンの自己増殖が起こります。これによって、肌のリフトアップ効果が実感でき、シワが目立たなくなります。顔のほか、首のシワやたるみにも対応できます。

 ■治療時間はどのくらいかかりますか。また、その後の注意点は。
 範囲によって異なりますが、顔全体で30〜40分程度です。照射後は1日わずかに赤くなる程度で、洗顔、入浴、メイクなど日常生活はいつも通りで大丈夫です。

 ■注入法について教えて下さい。
 これは、コラーゲンやヒアルロン酸、ボトックスなどその人に合った薬剤を、シワ部分に注射器で注入する方法です。薬剤は徐々に体内に吸収されるので、効果の持続は半年〜1年半くらいです。10分程度の治療で終了します。



 
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