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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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自分でのお手入れが難しい肝斑や毛穴の開き、そして深刻な悩みを抱えることが多い凸凹のニキビ跡の治療法について聞きました。 |
■頬骨やエラの上に左右対称にできる、ぺったりとした薄茶色のシミについて教えて下さい。 |
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通常のシミと見分けがつきにくいのですが、それは肝斑というシミの一種です。女性特有のもので誰にでも発症する可能性があります。ただ妊婦や経口避妊薬を使用している人にできやすいようです。日光に当たると悪化するため、特に春から夏にかけて濃くなりやすいですね。 |
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レーザーピーリングという方法で治療します。専用のカーボンを顔全体に塗り、ロングパルス(長い波長)のレーザーを照射します。そうすることで皮膚の表面の角質を剥き、シミの色が薄くなります。カーボンが瞬間蒸発しますので、毛穴の黒ずみが弾き飛ばされぎゅっと引き締まり、コラーゲンも増殖し肌がツルツルになります。美白やお肌のハリも感じられますよ。10分程度で終了し、直後からメイクも可能です。治療回数は約3週間に1度のペースで、3〜5回くらいが目安です。 |
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軽い場合には対応できますが、凸凹になったクレーター状のニキビ跡には熱を加えるレーザーによる治療が適しています。これは皮膚表面を傷つけず、真皮層にだけ熱を与え刺激することでコラーゲンを新たに生み出します。治療回数は個人差がありますが、約3週間に1度のペースで5〜10回くらいです。治療後数時間赤みを帯びる程度で、日常生活に差し支えはありません。 |
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