くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 脱毛・ニキビ治療

2005/7/22掲載
 
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「複合治療で軟毛・産毛の処理も可能に」
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
いよいよ、夏本番。水着にキャミソールなど、肌の露出が多くなりますね。ムダ毛の処理はできていますか? また、思春期に多いニキビですが、大人になってからのニキビに悩んでいませんか? クリニックによる脱毛と、ニキビ治療について聞きました。

 ■今の季節は、脱毛を希望される方が多いようですね。
 夏になると、肌の露出が増えるために脱毛のご相談は多くなります。毛のサイクルに合わせて施術しますので、複数回の通院が必要です。早めに開始されるとよいでしょう。

 ■具体的な治療法について教えてください。
 レーザーとRF(高周波)の併用で、従来より早くムダ毛を処理できるようになりました。レーザーの熱によって毛根を破壊し、RFで毛の周りに熱を加えます。そうすることによって、施術回数も少なくて済み、今まで処理することが難しかった軟毛・産毛の脱毛や、光過敏症の方の脱毛も可能になっています。1回の施術時間は、ワキなら約10分。施術回数は、個人差はありますが、ほとんどの部位が6週間、男性のヒゲは2〜4週間に1度の頻度で、3〜4回程度で終了します。皮膚を冷却しながら施術しますので、痛みに敏感な方にも可能です。

 ■では、ニキビについて教えてください。
 ニキビの原因には、遺伝的なものや汚れ、ストレスなどがあります。治療は、肌に光エネルギーと熱量を加えてアクネ菌を減少させます。1週間に1〜2回の治療を、4〜6週間続けます。また、漢方薬を併用することで、体内・外から同時に複合治療します。約1〜2カ月で治療できる場合がほとんどです。



 
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