|
|
|
|
女性だけでなく、男性の希望者も増えているという医療レーザー脱毛。毛のメカニズムと、脱毛の施術方法について聞きました。 |
|
毛には一定のサイクルがあり、それを毛周期といいます。毛周期は成長期、退行期、休止期に分けられます。成長期では毛の発生源となる毛母と毛乳頭が一体となって活動し、毛がどんどん伸びます。やがて毛母が毛乳頭から離れると、毛の成長も止まり自然に抜け落ちます。この時期が退行期です。毛母が毛乳頭から完全に離れると毛包が収縮し、毛が一生を終える休止期になります。この時期は毛穴は完全にふさがっていますが、すでに皮膚の中では新たな活動が始まっていて、次の成長期を迎える準備をしています。ですから毛根が残っている限り、毛は繰り返し生えてきます。 |
|
|
|
レーザー脱毛は、毛根を取り囲んでいる黒いメラニン色素の層に反応させて毛根を破壊します。両ワキなら約10分で済みますし、痛みもレーザーが当たる瞬間、わずかに感じる程度です。ただ、メラニン色素の少ない休止期にはレーザーにはほとんど反応しないため、その微妙な見極めが必要になります。レーザー脱毛は医療行為です。始めるときは、一人ひとりの肌の色や質など医師による正確な判断が必要です。施術回数は個人差はありますが、毛周期に合わせて約1カ月に1回のペースで、5〜6回くらいが目安でしょう。冬に脱毛を開始すると、春夏の薄着の季節に間に合いますよ。メラニンに反応させる治療法のため、脱毛前後の日焼けに注意して下さい。 |
|
|
|
|
|
|
|