HOME > がん治療科 インタビュー一覧＞ がん治療科 最前線 　 がん治療最前線 免疫細胞療法 2006/9/23掲載 　 人間の治癒力を利用し、がん細胞攻撃 　 藤岡医院副院長 藤岡 靖也氏 　がんの治療法の一つとして最近注目を集めている「免疫細胞療法」。自身の治癒力を利用するという、治療法の詳細についてお尋ねしました。 　■免疫細胞療法とは？ 　人間が本来持っている治癒力を利用する免疫治療の一つで、血液中のリンパ球を体外で大量に増殖、活性化させ、それを再び体内に戻すことによってがん細胞を消滅させようとする治療法です。「免疫細胞療法」が行われるようになって、腫瘍の縮小や、QOL（クオリティ・オブ・ライフ）が高まるなどの報告もされています。 　■副作用の心配は？　また、他の治療法との併用は可能ですか？ 　患者さん本人から取り出した細胞を使っての治療法なので、副作用の心配はほとんどありません。治療はカウンセリングを行いながら、専門のスタッフがチームを組んで進めていきます。他の治療法との併用も可能です。 　■患者の家族として心がけることは？ 　治療の効果を上げていくためには、精神的なケアと食事療法なども大きなポイントになります。そのことでの家族の理解と協力はとても必要になりますね。

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