くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 たるみ・シワ対策

2006/9/16掲載
 
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医療機関でのアンチエイジング
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
 たるみやシワをつくるのは年齢のせいだけではないようです。夏の日焼けから乾燥し、たるみやシワをつくることもあるのだとか。若いからって油断は禁物ですよ。アンチエイジング医療について聞きました。

 ■たるみやシワは何歳くらいからできるのでしょうか。
 肌のたるみやシワは、ハリや潤いを保つ働きをする皮膚成分のコラーゲンやエラスチン、保湿の働きを持つヒアルロン酸などの減少で生じます。これは20歳代くらいから徐々に減ってきて、伸びた皮膚はある程度の年齢になると自力で元には戻れません。また、紫外線はコラーゲンを破壊し、エラスチンを変質させシワをつくります。肌老化を遅らせるには、若いうちから自宅でケアをしたり、場合によっては治療を続けることが必要です。

 ■治療法を教えて下さい。
 たるみやシワの状態が進行する50歳代以降なら手術や注入法が適するのですが、20〜50歳代前半の方ですと、メスを使わないレーザーとRF(高周波)による治療が適しています。この治療は、繊維芽細胞に直接熱を与えることで、真皮層が軽い火傷をした状態になり、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。そのため、1回の治療でも頬があがり、ほうれい線が薄くなります。さらに肌質もよくなり、脱毛効果もあります。また、施術後は少し赤みが出る程度で、腫れたり、傷跡が残らないため、直後からメイクもできますし、仕事もできます。治療回数は肌質などで異なりますが、1カ月間隔で3回くらいを目安にするとよいでしょう。

 ■施術中、痛みはないのですか。
 医師が肌質や反応を見ながら、許容できる最大パワーで照射します。麻酔クリームを塗布し痛みを軽減させますので、痛みはほとんどないという方が多いですね。



 
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