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美容外科編

2017/6/16掲載
 
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皮膚のたるみや汗、ぜい肉の悩み 切らずに済む治療で傷痕なくスッキリ
 
ながしまクリニック 院長
長島 秀幸氏
夏が近づくにつれ、服の上からでも体形が目立つようになりますよね。特に、二の腕のたるみや腰回りのぜい肉に悩む人は多いでしょう。そこで、たるみや脂肪を除去する治療法について聞きました。

 ■たるんだ皮膚は、切開して治療するほかないのでしょうか。
 いいえ。今までは切る治療法が主流でしたが、切らずに済む治療法が登場してからは、そちらを選ぶ人が増えています。傷痕ができないので、今からの季節でも人目を気にすることなく、治療できます。

 ■詳しく教えてください。
 切らずに済む治療法の中でも注目を集めているのが、HIFUという高密度焦点式の超音波を使った治療法です。従来の照射機器では届かなかった、皮下組織の筋膜に働きかけることができます。顔のリフトアップを促すだけでなく、毛穴も引き締まります。もちろん、二の腕など体のたるみにも対応します。また、同じ機器を使って、発汗を抑えることも可能です。汗腺の一つであるアポクリン腺に向けて照射することで、一回でも効果が期待できます。

 ■腰回りのぜい肉など、脂肪を除去したい場合は。
 切らない、そして触らない治療法があります。1秒間に約2700万回の高周波エネルギーを照射する温熱機器を使います。この機器は体に触れることなく、脂肪細胞を加熱します。治療中はじんわりと温かさを感じる程度で、痛みも小さくて済みます。30分ほどすると脂肪細胞は壊死(えし)し、照射後2週間〜1カ月後、尿や汗と一緒に体外へ排出されます。体内の脂肪細胞の数が減るため、リバウンドすることはまれです。数回行えば、より違いを実感できるでしょう。詳細は専門医にお尋ねください。



 
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