くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容外科編

2017/5/12掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
HIFU(ハイフ)を照射して脂肪細胞を破壊 すぐ日常生活に戻れる脂肪除去治療
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
これから気温も上がり、薄着の季節になりますね。そうすると体のラインが目立ち、おなかや二の腕、太ももなどが気になる…という方も多いのでは。今回は、いま注目の痩身治療について専門医に話を聞きました。

 ■いま特に注目されている痩身治療があると聞きました。
 HIFU(高密度焦点式超音波)という特殊な超音波を使った脂肪除去治療のことですね。レンズで太陽の光を集めて一点を高温にするように、集束させた熱エネルギーを患部に照射し、体内に発生させた熱で脂肪細胞を破壊する技術で脂肪を除去します。集中的に細胞を破壊することができるため、1回の施術でより高い効果が期待できます。

 ■破壊した細胞はどうなりますか。
 老廃物と一緒に体外へ排出されます。治療の2週間後あたりから徐々に効果を実感できるでしょう。脂肪細胞自体がなくなるのでリバウンドはほぼなく、さらにHIFUによってコラーゲン生成が促進されるため、皮膚のたるみも改善されます。

 ■施術中の熱感や痛みは。
 脂肪細胞を死滅させるためには70℃の熱エネルギーが必要です。ただ、そのような高温を照射するとやけどしてしまうため、表皮に当てる機器は5℃に冷却しています。治療中はじんわりと温かみを感じる程度で、痛みも小さくて済みます。

 ■治療時間とその後の回復期間は。
 麻酔の必要はなく、腹部全体の施術であれば1時間程度で終わり、そのままご帰宅できます。照射後2〜3時間程度はわずかにジンジンするような感覚が残ることがありますが、日常生活にほとんど不具合はありません。また、切らないため、傷痕ができる心配もありません。その他、気になることやご不明な点は専門医へ気兼ねなくお尋ねください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ