くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2017/1/27掲載
 
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太ももや、おなか周り、二の腕の脂肪 春に向けて今のうちから対策を
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
「いろいろ試したけど、脂肪が落ちない」「年末年始に食べ過ぎたせいか、おなかや太もも、二の腕の肉づきが気になる」と悩む人は多いそう。そこで、体についてしまった脂肪を除去する治療法について聞きました。

 ■ボディーラインをスッキリさせる治療法はありますか。
 はい、あります。体の各部位の脂肪を取りたい人には、HIFU(高密度焦点式超音波)という医療機器を使った施術が適しています。皮膚深部の脂肪層に熱エネルギーを集中的に照射し、脂肪細胞を溶解する治療法なので、切開する必要はありません。自己流ダイエットでは落ちにくい脂肪も、照射することにより引き締まっていきます。例えば、太ももや、おなか周り、お尻、二の腕、膝上、背中など、脂肪が多い部分に特に有効です。引き締まった感覚を実感できるのは、施術の約1〜2週間後。部位によっては施術後、痛みが残る場合もありますが、日常生活にはほとんど影響ありません。今の時季から治療を始めていくと、薄着になる春・夏にはメリハリのある体形に近づけるでしょう。

 ■顔のたるみも気になります。
 乾燥や紫外線の影響で皮膚内のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が減少したり、加齢によって皮膚の土台となる筋膜が緩んだりすると、皮膚がたるんでいきます。顔全体をリフトアップしたいなら、HIFUを使って筋膜層を刺激する治療法があります。「目元のたるみが気になる」「肌にハリが欲しい」人には、真皮の浅い層に向けてHIFUで熱を高速連射する治療法をお勧めします。また、「たるむにつれ頬の毛穴が開いてきた」という声をよく聞きますが、毛穴の開きは、たるみによるものと毛穴汚れによるものがあります。詳細は専門医にご相談を。



 
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