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美容外科編

2016/12/9掲載
 
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メスを使わず心身への負担を軽減 「ワキガ・多汗症」「豊胸」の切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「症状や見た目が気になるけど体に傷痕を付けてまでは…」と治療をためらっている人も少なくないのでは。今回は「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の、切らずに行える治療法について話を聞きました。

 ■ワキガ・多汗症の切らない治療法について教えてください。
 よく用いられる治療法は、電磁波を脇に照射する方法です。治療は両脇で約60分で完了します。汗腺が破壊されるので発汗しなくなり、効果は半永久的に持続します。汗腺の働きを抑制するボトックスを脇に注射する方法もありますが、こちらの効果持続期間は約半年です。脇のほか、手足の多汗症、乳輪からのニオイなどにも対応できます。

 ■豊胸の場合はどのように。
 豊胸の切らない治療では、ヒアルロン酸をバストに注入します。注入する量や注入箇所を細かく設定できるので、例えば胸の内側に多く注入すれば谷間をつくることができますし、サイズ差が気になっている場合は大きくしたいほうのバストに注入することで、左右差を解消することができます。ヒアルロン酸は体内に存在する成分で、注入後は半年ほどかけて徐々に体内に吸収されていきます。そのほか、事前に吸引した自らの脂肪をバストに注入する方法もあります。注入前に不純物や古い細胞を取り除くので生着率が高まる点や、自分の細胞なので拒絶反応の心配が少ない点が利点です。

 ■切らない治療のメリットとは。
 切開痕が残らないこと、施術中の体への負担が少ないこと、回復するまでの期間が短いことなどが挙げられます。また、治療に対する恐怖心が軽減されるのも大きなメリットでしょう。他にも切らない治療法はありますので、まずは専門医へ気軽にご相談ください。



 
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