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熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士 |
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人体に有害だといわれる紫外線は、お肌にとっても大敵なんだそうです。いよいよ紫外線の強くなる時期なので、予防はもちろん、ケアもしっかり行いたいものですね。シミ・美白の治療について聞きました。 |
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地球に届く紫外線はA波とB波に分けられます。紫外線B波は、肌の表皮の一番下にあるメラノサイトという色素細胞を活性化し、メラニン色素を作り出します。それが沈着すると“シミ”になるのです。一方、紫外線A波は、表皮を突き抜け真皮まで到達するため、皮膚にハリを与える繊維成分を変性させ、シワやたるみをつくります。このように、現在は紫外線の有害性が問題となっています。特に紫外線が強い夏はシミも濃くなりやすいので、外出の際は必ず日焼け止めクリームを塗り、衣類や帽子などでも紫外線をプロテクトして下さい。 |
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■できてしまったシミや、焼けた肌を白くする方法は? |
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シミや美白の治療は、IPL(光エネルギー)とRF(高周波エネルギー)を組み合わせて行います。徐々にシミを薄くするので数回の施術が必要ですが、顔全体に照射できるので美白にも効果的です。すぐに日常生活に戻れ、痛みもほとんどありません。また、最近の治療機は波長の幅が広がったため、今まで取れなかったシミにも対応できます。さらに様々な波長が入っていることで、たるみや赤ら顔、産毛の脱毛も期待できます。ただ、主に左右対称にできる「肝斑」というシミには前述の治療法では逆効果になりますので、特殊なレーザーピーリングを行います。シミと肝斑は見分け方が難しいので医師にご相談下さい。肌老化を防ぐためにも、普段からビタミンCやEを多く含む食物を積極的に食べましょう。 |
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