くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 皮膚科 インタビュー一覧> 皮膚科 最前線
 
皮膚科編

2016/12/2掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
外的要因で起こる成人のニキビ 原因別治療と新しい治療で完治へ
 
アトピアクリニック院長
稲葉 葉一氏
成人後にできるニキビに対して「皮膚科に何度通っても治らない」「ニキビの痕がクレーターのように残った」と悩んでいる人が多いそう。原因をつくらないための注意点や治療法について聞きました。

 ■成人のニキビと思春期にできるニキビの違いを教えてください。
 ニキビとは、第二次成長に伴って起こる性ホルモンの過剰分泌が原因です。では、なぜ成人もニキビのような症状が起こるのかというと、そのほとんどが“無意識に触る

 ■ニキビの痕が残ってしまうのも外的要因に関係しますか。
 毛穴に炎症が起こっているニキビのような症状は、触ることでさらに悪化します。幼少期についてしまった掻き癖が原因で顔を無意識に触ってしまい、治りが遅くなったり、痕が残ったりしてしまうのです。

 ■成人のニキビに効く、塗るだけで治るクリームができたそうですね。
 長期にわたるニキビの治療は、抗菌剤も効かなくなってしまうため難しくなります。しかし、それを解決したのが銀イオンを使った抗菌クリームです。通常の抗菌剤濃度の1000分の1程度の低濃度なのに効果があり、長期的に使っても効かなくなることはないといわれています。ニキビといっても、原因によって適切な治療は異なります。まずは専門医を受診されることをお勧めします。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ