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美容外科編

2016/12/2掲載
 
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「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」 切らない治療で悩ましい症状を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
夏が終わっても暖房や厚着のせいで悩みがつきない「ワキガ・多汗症」。また、季節を問わず女性からの相談が多い「シミ・シワ・たるみ」。これらの“切らない治療"について、専門医に話を聞きました。

 ■冬でもワキガや多汗症の相談が多いそうですね。
 厚着や暖房によって発汗し、閉め切った室内でニオイが気になったなど、冬ならではの悩みを聞きます。特にこの時期は「今年中にワキガから解放されたい」と駆け込みの患者さんもいらっしゃいます。

 ■治療はどのように。
 電磁波を脇に照射し、脇の汗腺を破壊します。汗腺が機能しなくなるので効果は半永久的です。麻酔や冷却をしながら治療しますので、治療中の痛みや治療後の腫れを軽減できます。治療時間は両脇で約60分です。その他、ボトックスを注射して発汗作用を抑制する治療法もあります。こちらは治療時間は約10分、持続期間は半年程度です。

 ■シミ・シワ・たるみの切らない治療について教えてください。
 シミの治療では、主にレーザーでメラニン色素を粉砕します。特定の色素にだけ反応するレーザーなので、他の組織を傷つけにくいのが特長です。シワの場合は表情ジワやちりめんジワなど、シワの種類によって治療法が異なります。前者は筋肉の動きに連動して生じるシワなので、筋肉の動きを抑制するボトックスを注射してシワを緩和します。後者は乾燥などで肌のきめが粗くなってできるシワなので、ピーリングを行って肌の水分保持力を高めます。たるみの主原因はコラーゲンの減少です。治療では超音波を照射して筋肉の層に働きかけ、皮膚の奥からたるみを持ち上げます。それぞれ詳しくは専門医にお尋ねください。



 
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