くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚最前線 シワ・たるみ対策/部分痩身

2006/6/17掲載
 
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シワ・たるみを作る光老化に注意を
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
紫外線は、色が黒くなるばかりではなく、肌の老化も進めてしまうのだそうです。シワ・たるみ対策と、最新の部分痩身治療について聞きました。

 ■光老化とは何でしょう。
 紫外線は、ほんの数分浴びても肌にダメージを与えます。しかも紫外線を長年浴び続けると、肌のハリを保つコラーゲンとエラスチンを破壊し、シミ、シワ、たるみの原因となります。これが「光老化」です。

 ■何か治療法はありますか。
 レーザーとRF(高周波)を組み合わせた治療で、繊維芽細胞に直接熱を与え、コラーゲン・エラスチンの産生を高めます。それによって、1回の治療でもリフトアップし、ほうれい線も薄くなります。さらに深いほうれい線にはヒアルロン酸の注入を行います。悩みに応じて治療を組み合わせるとより効果的です。レーザーとRFの治療は麻酔クリームを塗布し、医師が行いますので痛くないという方がほとんどです。施術後は少し赤みが出ますが、直後からメイクもできます。治療回数は、1カ月間隔で3回くらいが目安です。

 ■最近、新しい痩身法が開発されたそうですね。
 専用の機械を使用して、希望の部位に細い針を刺し、炭酸ガスを注入する方法です。炭酸ガスを体内に注入すると、細胞が必要とする酸素が赤血球のヘモグロビンより放出されやすくなります。その結果、注入部位の細胞の新陳代謝が活発になります。要するに、運動をしたときと同じ状態になるというわけです。メスや薬物を入れることがないので副作用などのリスクがほとんどありません。部位は、お腹や二の腕、太ももなどに局所的に行います。施術時間は10分程度です。個人差、施術部位にもよりますが、通常1週間に1〜2回のペースで、8〜10回程度続ける方がよいでしょう。



 
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