くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2016/10/14掲載
 
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さまざまな方法で行われる歯周病治療 治療法は患者と医師で相談して決定
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
歯周病が進行していても、歯科医院への苦手意識や治療への不安から、受診をためらう人が多いそうです。歯周病の注意点や治療法などについて、専門医に聞きました。

 ■歯科医院へ行くのをちゅうちょしている間に、歯周病が進行してしまう患者さんも多いそうですね。
 歯周病の患者さんの中には「歯科医に怒られた」「歯の治療が痛かった」など、過去の経験から歯科医院に対して恐怖心を持っていらっしゃる方が少なくないようです。そうした恐怖心から来院が遅れると、歯周病はどんどん進行してしまいます。診察の結果、もしインプラント手術(自費診療)をすることになったとしても、点滴による鎮静法を用いれば、手術の間は眠っている状態、もしくはリラックスしている状態になり、痛みや不安をほとんど感じることなく治療を受けられます。

 ■歯周病の治療法はいくつかあるそうですが、どのようにして決めるのですか。
 残せる歯の本数や予算、治療期間など、患者さんの希望をしっかりとヒアリングし、歯の状態を確認した上で、専門医の視点から最適な治療法を提案させていただきます。そして、患者さんに治療法や進め方などを詳しく説明し、納得していただけたら、決定して治療プランを立てていきます。残せる歯は残しつつ、ブリッジや入れ歯、インプラントを併用したり、全てインプラントにしたりするなど治療法はさまざまです。歯周病が進行して歯がグラグラの状態の方でも、歯を残したり、再建したりできる可能性があります。諦めてしまわずに、自分が納得いく治療が受けられるよう、まずは専門医にご相談ください。



 
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