くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2016/9/9掲載
 
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顔・首のシワ改善や鼻・アゴ・唇の形成に 薬液を注射することで若々しい印象へ
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
老けて見られるほうれい線や口元、目元、おでこ、首のシワ。また鼻の高さや整った輪郭など、顔の悩みは薬液で改善できることをご存じですか。ヒアルロン酸とボトックスによる治療について専門医に話を聞きました。

 ■ヒアルロン酸による治療とは。
 ヒアルロン酸は人体の水分保持に欠かせない重要な成分です。乾燥ジワの場合、加齢や紫外線によるダメージなどによってヒアルロン酸が失われ、保水力が低下し、シワが出現します。ほうれい線や頬の中心を斜めに走るシワ、口元のシワの原因は、笑ったり顔をしかめたりなど日々の表情の癖や、加齢です。これらのシワの治療では、ヒアルロン酸を注入して皮膚の内側からシワの溝を押し上げると同時に、肌に潤いと張りを持たせ、症状を改善します。そのほかヒアルロン酸には、目の下に注入して涙袋を形成する、鼻を高くする、アゴを高くシャープにする、唇に注入してふっくらさせる、同じく唇に注入して、アヒル口と呼ばれるやや突き出たかわいらしい唇にするという治療法もあります。

 ■ボトックス治療はどのように。
 ボトックスは筋肉を弛緩(しかん)させる効果がある薬液で、主に眉間や目尻、額など表情ジワの改善に使用されます。顔のほか、首のシワにも効果があります。目の下の筋肉に注入して垂れ目を形成する、エラの筋肉に注入して顔を細くする、ふくらはぎに注射して筋肉で肥大した脚を細くするといったことも可能です。こわばった筋肉を緩めることで首や肩のこりも解消できます。脇や手足に注入すると汗腺の働きが抑制されるので、わきがや多汗症の治療にも効果的です。薬液の種類や治療部位により半年〜1年半ほど効果が持続します。施術内容など、詳細は専門医にお気軽にご相談ください。



 
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