くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2016/8/26掲載
 
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日焼けした肌でも施術できる蓄熱式脱毛 シミやシワは同時治療で効率よく改善を
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
肌の露出が多い今の季節、「体毛のお手入れが大変」と悩んだり、「顔のシミが増えるから」と外出がおっくうになったりする女性は少なくないそう。そこで、医療脱毛やシミの治療法について話を聞きました。

 ■脱毛の治療法を教えてください。
 最新の治療法では、新型の蓄熱式ダイオードレーザーを用います。従来の脱毛機器は、毛根のメラニン色素に向けピンポイントで照射するので痛みを伴う上、照射に時間もかかっていました。蓄熱式脱毛では、毛包という毛根を包む組織に向けて照射します。低エネルギーを連続照射することで熱だまりを作り、毛包にしっかりとダメージを与えるので、痛みも少なく効果的に脱毛できます。また、一度で広範囲に照射することから短時間の施術で済みます。1カ月に1度の施術も可能になりました。この治療法では色黒の人や日焼けした肌の人にも照射できる他、産毛など色素の薄い毛にも対応します。美肌が期待でき、肌にハリも出ますよ。

 ■紫外線が肌に与えるダメージは大きいそうですね。
 紫外線によってできるのはシミだけだと思われがちですが、シワやたるみも該当します。シミと小ジワには、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。シワやたるみには、2つの異なる波長(RFとレーザー光)を同時に照射。シミ・シワ・たるみの全てを改善したい場合は、これらの治療を同時に行うコンビネーション治療が適しています。顔全体の小さなシミやそばかす、ニキビ、赤ら顔にも有効です。肌に透明感が出て若々しい印象に導いてくれるでしょう。最新のたるみ治療で、HIFU(高密度焦点式超音波)という医療機器を使った治療法もあります。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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