くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2016/8/12掲載
 
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植物由来の薬液や吸引管で脂肪を除去 体への負担が少ない、顔や体の痩身治療
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
薄着になると目立つ二の腕や太もも…。この季節、体形を気にして美容外科へ相談しに行く方が増えるそうです。今回は、脂肪を溶解したり吸引したりする痩身治療について専門医に話を聞きました。

 ■脂肪を溶解する注射があるとか。
 はい。痩せたい部分に薬液を注入し、脂肪細胞を溶解し、体外へ排出します。平均で3回前後の注射で徐々に痩せていきますので、患者様からは「誰にも気づかれずに痩せることができる」といった喜びの声を頂きます。施術範囲によりますが、1回につき数分で治療は完了します。

 ■小顔の治療もできますか。
 顔の脂肪を減らすBNLS注射があります。主に植物から抽出した成分で構成されており、脂肪を溶かすほか、リンパの循環作用や肌の引き締め作用があります。治療では、細くしたい部分へ1週間ごとに3回程度、薬液を注射します。頬や顎はもちろん、難しいとされる鼻の治療も可能です。エラの筋肉が発達した方には小顔ボトックスもあります。

 ■“ししゃも足
 筋肉が張り出した、いわゆる“ししゃも足

 ■大きな変化を求める場合は。
 細い吸引管を使って脂肪細胞のみを取り除く、脂肪吸引という方法があります。まず皮下に挿入した吸引管から麻酔液を注入します。その後振動エネルギーによって脂肪細胞を周囲の組織から遊離させ、優しく吸引除去します。吸引管には刃がないため、術後の内出血や痛みが少なく回復期間が短縮されるなど、体への負担が軽減されます。各治療法の詳細は専門医へお尋ねください。



 
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