くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2016/7/8掲載
 
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脱毛と同時に背中ニキビの治療が可能 短期間の施術で夏までに美肌へ
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
これからの時季、女性にとって体毛のお手入れは悩みの種ですよね。また、皮脂の過剰な分泌が原因とされる背中ニキビや、顔のたるみも気になるところ。そこで、医療脱毛やたるみの治療法について話を聞きました。

 ■脱毛の治療法を教えてください。
 最新の治療では、新型の蓄熱式ダイオードレーザーを使います。従来の脱毛機器は、毛根のメラニン色素をピンポイントで選択して照射するので、痛みを伴い、照射に時間もかかっていました。蓄熱脱毛では、毛包という、毛根を包む組織に向けて照射します。弱いエネルギーですが、熱だまりをつくって毛包にダメージを与えるので、痛みも少なく効果的に脱毛できます。また、一度の照射で広範囲にエネルギーを与えることから、施術時間が短縮されます。1カ月に1度の施術も可能になったので、夏前の今からでも効率よく全身脱毛することができます。

 ■背中ニキビも気になります。
 背中ニキビは、皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まると発生します。先ほどお伝えした脱毛法は皮膚の新陳代謝を促すので、脱毛することで美肌やニキビ予防も期待できますよ。既にできているニキビを改善したい場合は、レーザーピーリング治療を並行するとよいでしょう。

 ■たるみの治療法も知りたいです。
 たるみは、紫外線や乾燥が原因とされています。専用のレーザー治療だと、皮膚の表面を傷つけることなく、真皮という深い層まで熱を浸透させることができます。コラーゲンやエラスチンの産生を高め、1回でも十分なリフトアップが実感できます。小ジワにも有効です。また、メスは使わず特殊な麻酔と冷却ジェルを使うので、痛みが少なく、腫れや出血の心配もありません。詳細は専門医にご相談ください。



 
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