くまにち メディカルインタビュー
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婦人科編

2016/6/24掲載
 
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気になる婦人科の症状は早めに相談を 検診で別の病気が発見されることも…
 
聖アンナレディスクリニック院長
平井伸幸氏
気温や湿度が高くなるこれからの季節は、婦人科系のトラブルで悩む女性が多くなるそうです。具体的な症状や注意点などのほか、早期発見が大切といわれている子宮頸がんについて聞きました。

 ■梅雨や夏になると、女性特有のトラブルに悩む人が増えるとか。
 ジメジメした季節になる上、今年は震災の影響で入浴できない日が続くなどして、帯下(おりもの)の量や臭い、ぼうこう炎などに悩む方が増えるそうです。また、月経の異常や不正出血、性器のかゆみなどの症状も心配されます。安易な自己判断で市販薬に頼ってしまい、症状の悪化を招くこともありますので、気になる症状があったら早めに専門医にご相談ください。

 ■婦人科の受診をためらう人も少なくないようですね。
 「婦人科=内診」というイメージから、受診のハードルが高くなっているように思います。しかし、他にも診察方法はあり、必ずしも内診を行うわけではありません。受診をきっかけに別の病気が発見されることもありますので、まずは一歩を踏み出していただきたいですね。

 ■子宮頸がんも早期発見が大事だそうですね。
 子宮頸がんは若い女性に多いがんですが、検診による早期発見で完治が可能です。しかし、日本の受診率はまだまだ低いのが現状です。熊本市では、平成28年度内に偶数年齢になる20歳以上の女性で、職場などで検診を受ける機会のない方は、指定医療機関で1200円で受けられます。また、市は本年度に20歳になる方など一定の条件の女性に、7月末ごろから無料クーポン券を送付し、受診を呼びかけます。各自治体で助成の内容が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。



 
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