くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2016/6/17掲載
 
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痛みの少ない蓄熱式脱毛 短期間の治療で夏までに美肌へ
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
「毛が濃くて嫌」「処理してもすぐに生えてくる」―。薄着になり、これまで以上に体毛のお手入れが大変と悩む女性は少なくないでしょう。そこで、医療脱毛の治療法について話を聞きました。

 ■最新の脱毛治療について教えてください。
 肌の露出が増えるこれからの季節、体毛に関する相談は多いですね。最新の脱毛治療では、新型の蓄熱式ダイオードレーザーを使います。従来の脱毛機器は、毛根のメラニン色素をピンポイントで選択して照射するので、痛みを伴う場合がありました。蓄熱脱毛では、毛包という毛根を包む組織に向けて照射します。弱いエネルギーですが、熱だまりをつくって毛包にダメージを与えるので、痛みも少なく効果的に脱毛ができます。また、この治療法は「第3世代の蓄熱式脱毛」といわれ、一度の照射で広範囲にエネルギーを与えるため、施術時間が短縮されます。色白から色黒の方まで肌色を選ばず照射が可能です。産毛など色素の薄い毛にも対応するので美肌が期待でき、肌にハリも出ます。従来では毛周期の1カ月半〜2カ月周期の施術が原則でしたが、この治療法では1カ月に1度の施術が可能になりました。

 ■毛穴の開きも気になります。
 毛穴の開きは皮脂過剰や肌の老化などが原因です。毛穴のケアには、レーザーピーリングによる治療が適しています。専用のカーボンローション(微細粒子の墨)を顔全体に塗り、長い波長のレーザーを照射します。毛穴に入ったカーボンを燃やすことで、古い角質や汚れを除去します。コラーゲンの生成も促され、毛穴がキュッと引き締まりますよ。皮脂の抑制や黒ずみ、くすみなどに有効で化粧崩れが気になる人にもお勧めです。詳細は専門医にご相談を。



 
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