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美容外科編

2016/5/20掲載
 
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「ワキガ・多汗症」「痩身」「豊胸」 心身への負担が少ない「切らない治療」
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
男女問わず相談が多い「ワキガ・多汗症」と「痩身(そうしん)」、女性ならではの悩みである「豊胸」。今回はこれらの「切らない治療法」について、話を聞きました。

 ■ワキガと多汗症の切らない治療法を教えてください。
 治療効果の長期的な持続を望む場合は、電磁波を脇に照射して脇の汗腺を破壊する方法がおすすめです。治療時間は両脇で約60分。麻酔を施すので痛みはさほど感じません。照射後はアイスパックで冷却するなどし、腫れと痛みを軽減します。そのほか、ボトックスという薬液を脇に注入する方法もありますが、こちらの効果の持続は半年程度です。

 ■痩身治療はどのように。
 切らない治療としては、痩せたい部分に機器を当てて脂肪細胞のみを冷凍、破壊する方法や、脂肪を溶解する薬液を注射器で注入する方法などがあります。破壊、溶解した脂肪細胞は老廃物として体外に排出されます。治療部分を選択することで、部分痩せも可能です。

 ■豊胸も切らずに行えますか。
 ヒアルロン酸を注入することで胸を大きくすることができます。サイズアップはもちろん、注入量や注入箇所を調整することで「谷間を作りたい」「左右差を整えたい」などの希望もかないます。注入したヒアルロン酸は、半年ほどかけて体内に徐々に吸収されていきます。

 ■切らない治療のメリットは。
 体への負担が少なくて済むほか、傷痕が残らない、すぐ日常生活に戻れる、精神的な不安が軽減される、といった点が挙げられます。ただし症状によっては切開が必要な場合もありますので、まずは丁寧なカウンセリングが大切です。気になる点は専門医にご相談ください。



 
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