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美容外科編

2016/5/6掲載
 
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「ワキガ・多汗症」と「シミ・シワ・たるみ」 切らない治療で症状を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
日差しが強くなる初夏が近づくと増えるのが、ワキガや多汗症の悩み。また、紫外線によるシミが気になる人も多いと聞きます。今回はワキガ、多汗症、シミに加えシワ・たるみの「切らない治療」について聞きました。

 ■ワキガと多汗症の治療はどのように。
 いずれも脇からの汗によって起こるため、発汗を抑制する治療を行います。主な治療法では、電磁波を脇に照射して汗腺を破壊します。治療時間は両脇で約60分。汗腺が機能しなくなるので効果の持続は半永久的です。一時的に発汗を抑えたい場合はボトックスを両脇に注射します。所要時間は10分程度。施術後約半年は脇から汗をかかなくなります。

 ■シミの治療法を教えてください。
 シミやそばかすの場合は主にレーザーでメラニン色素を粉砕します。皮膚の幅広い層に対応できるので、平らなホクロの除去も可能です。ただし、レーザーでは逆に色が濃くなる場合がありますので、しっかり症状を見極めることが大切です。

 ■シワやたるみの場合は。
 シワは表情ジワやちりめんジワなどがありますが、ヒアルロン酸を注入して皮膚の内側からシワの溝を押し上げる方法、ピーリングで肌の水分保持力を高める方法など、各症状に適した治療を行います。たるみは、皮膚を支えているコラーゲンが加齢や紫外線の影響で減少することで起こる症状です。たるんだ皮膚は化粧品などではなかなか引き上げることができません。そのため美容外科では、超音波を当てて筋肉の層に働きかけ、皮膚の内側からたるみを持ち上げる治療を施します。ボトックスを注射してたるみを引き上げる方法もあります。症状によって適した治療法が異なりますので、まずは専門医にお尋ねください。



 
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