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美容外科編

2016/4/8掲載
 
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約98%が水分の薬液をバストに注入 3〜5年ほど効果が持続する豊胸術
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
バストのサイズや形に関する悩みを解消してくれる「豊胸術」。バッグ挿入法やヒアルロン酸注入法など、その治療法もさまざまです。今回は、いま特に注目されている豊胸術について、専門医に話を聞きました。

 ■─いま注目の豊胸術とは。
 豊胸術と聞くと、バッグ挿入法やヒアルロン酸注入法などを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。いま話題の豊胸術は、切開する必要がない上に、効果が3〜5年ほど持続する薬液を使うので、特に注目を集めています。

 ■詳しく教えてください。
 ヒアルロン酸注入法と同様、注射器でバストに薬液を注入します。この薬液は98%が水分、残りの2%がポリアミドで構成されています。ポリアミドはポリマー系の成分で、体に安全な物質です。そのためアレルギー反応が出る心配は、ほぼありません。特に評判がよいのが触り心地で、本物のバストのように自然でとても柔らかいのが特長です。注入する場所や薬液の量を微調整することで、谷間やデコルテを強調したり、左右差がある胸を均等に改善することも可能です。施術時間は両胸で約30分と短く、切開しないため傷痕ができない点も大きなメリットです。腫れや内出血もほとんどありませんので、今までの治療法に抵抗があった女性でも気軽に行える方法です。

 ■他の治療法との違いは。
 バッグ挿入法は効果が半永久的に続く反面、数pほど切開する必要があります。また、ヒアルロン酸注入は同じく注射器を使用しますが、ヒアルロン酸は1年ほどで体内に吸収されてしまいます。ほかにも自分の脂肪を注入する脂肪注入などがありますが、目的や体質によって適した方法が異なりますので、まずは専門医へお気軽にご相談ください。



 
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