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美容皮膚科編

2016/2/19掲載
 
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顔のたるみやシワを光線照射で改善 春までに若々しいハリのある肌へ
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
お子さんの卒園や卒業、引っ越しなど、これからの時季はイベントがめじろ押し。人と会う機会が増える春までに、若々しい肌を手に入れたいと願う人は多いそう。そこで、たるみやシワの治療法について聞きました。

 ■たるみやシワの原因は。
 肌の潤い、ハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが乾燥や紫外線の影響で減少することで、たるみ・シワになります。

 ■最新の治療法を教えてください。
 近赤外線を肌に照射します。麻酔は不要で、専用のオイルを塗布後、光線を顔全体に当てていきます。真皮層の水分に働きかけ、熱を発生させることで、コラーゲンの収縮・産生を促進させる治療法です。顔がキュッと引き締まり、肌のハリが実感できます。肌にムラなく熱が入るよう、皮膚温度の測定機器も使いながら施術します。皮膚温度が上昇することで血液やリンパの流れが良くなり、目の下のクマも改善できます。施術時間は1回15分程度。ダウンタイムがないので、イベントの直前にも治療が可能です。他の治療法と並行することができるため、よりリフトアップを実感し、若々しくなりたい方には、並行治療をお勧めします。

 ■他の治療法とは。
 たるみは、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも原因の一つといわれています。この筋膜層まで届くHIFU(高密度焦点式超音波)という医療機器を使った治療法があります。コラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促します。顔全体はもちろん、首から頬にかけてのたるみにも効果的です。肌色のトーンアップや毛穴の引き締めも期待できます。詳細は専門医にご相談ください。



 
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