くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2016/2/12掲載
 
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植物由来成分を使った脂肪溶解注射で気になるフェースラインをすっきり
 
駕町 太田皮ふ科 院長
太田 浩平氏
皮膚科学会認定皮膚科専門医。
1964年生まれ。筑波大学卒。九州大学皮膚科入局。九州大学大学院を経て、新日鉄八幡病院皮膚科部長。99年に父の診療所(保田窪)を継承。2002年に日赤通りに移転。
いくらダイエットをしても、部分痩せや小顔にするのはなかなか難しいですよね。気になる部分をスッキリさせ、従来の薬剤に比べて腫れが少ないという脂肪溶解注射について詳しく聞きました。

 ■部分痩せを希望する方は多いようですね。
 いろいろダイエットを試してみたけれど、気になる部分はスリムにならなかったという人は多いですね。最近では小顔にしたいと希望される方に、植物由来成分を使った注射で、フェースラインをすっきりシャープにできる治療があります。

 ■小顔にできるんですか。
 従来の薬剤は一時的な腫れを伴うことが多かったのですが、植物由来成分を使っているため、術後の一時的な腫れや発熱などが少ないのが特徴です。個人差はありますが、注射後72時間ほどで効果が現れます。1回の治療でも実感できますが、1〜2週間おきに3〜5回くらいの施術をお勧めしています。脂肪溶解注射は、治療時間やダウンタイムも短く、施術したその日に日常生活に戻ることができます。ただし、保険外治療になりますので、医師とのカウンセリングにより、納得した上で治療を受けましょう。

 ■全体的に太っている場合のダイエット治療もありますか。
 重度の肥満の場合は、内服薬マジンドールを、3カ月を限度に処方することができます。その場合、事前に肝障害の有無を調べておく必要があります。漢方薬にも健康保険が適用されるものがあります。体重や脂肪減少におだやかな作用があり、1カ月くらいで効果が出てくるのが一般的です。ただし漢方薬にも副作用がある場合がありますので、自己判断で内服せず、医師の診察をお勧めします。



 
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