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美容外科編

2016/1/29掲載
 
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体へはもちろん、精神的な負担も軽減 「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
美容外科の手術でも増えてきた「切らない治療」。肉体面ではもちろん、精神面でも負担が軽減されることから、近年よく用いられています。今回は「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療について聞きました。

 ■まず、切らない治療のメリットについて教えてください。
 傷痕が残らないほか、ほとんどのケースで入院が不要だったり、術後すぐ日常生活に戻れたりするのが主なメリットです。また、切開することが怖い方にとっては、精神的な負担が軽減されることも大きな利点でしょう。

 ■ワキガと多汗症の切らない治療はどのように行いますか。
 ワキガと多汗症は、脇からの汗によって発症します。治療では電磁波を照射し、脇の汗腺を破壊して発汗しなくなるようにします。脇の汗腺を破壊しても、人間は体全体で発汗をコントロールしているので特に問題はありません。汗腺がある周辺には毛根も点在しているので、若干の脱毛効果も期待できます。一時的な効果を求める場合はボトックスを注射します。こちらは約半年、発汗機能が抑制されます。いずれの治療も、手足の多汗症や乳輪からのニオイにも有効です。

 ■切らない豊胸治療とは。
 ヒアルロン酸をバストに注入する方法があります。注入量や注入箇所を微調整することで「谷間が欲しい」「左右差を整えたい」といった希望もかないます。効果の持続は約半年〜2年と、ヒアルロン酸の種類によって異なります。そのほか、自分の脂肪をバストに注入する方法があります。事前に吸引した脂肪から不純物や老化した細胞を取り除いて注入することで、生着率が高まり、より長い期間、効果が続きます。各治療の詳細は医師にお尋ねください。



 
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