くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/11/20掲載
 
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顔や体の気になる「シミ・シワ・たるみ」 「切らない治療」で肌の悩みを解消
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
肌の相談で多いのが、シミやシワ、たるみに関する悩み。箇所によっては老けてみられたり、中には「鏡を見るたび気になる」という患者さんもいるのだそう。これらの、切らずにできる治療法について話を聞きました。

 ■シミが気になるのですが。
 シミの治療では、主にレーザーでメラニン色素を破壊します。照射直後から翌日にかけては赤みが出ますが、化粧をするとほとんど目立ちません。破壊したメラニン色素はマクロファージ(白血球の一種)が捕食し、約2週間後には消えてなくなります。治療時間は5分程度です。この治療では、そばかすや平らなほくろも除去できます。しかし、肝斑は不用意にレーザーを当てると逆に色が濃くなる場合があるので、医師の適切な判断が重要です。

 ■シワの治療法を教えてください。
 シワには数タイプあり、治療法はそれぞれで異なります。笑ったときなどにできる表情ジワにはボトックスを注射し、顔の表情筋の動きを一時的に抑制することで、症状の軽減を図ります。表情筋によって顔に刻み込まれたシワは、ヒアルロン酸などを注入して皮膚の内側からシワの溝を押し上げます。ちりめんジワの場合は乾燥が主原因なので、ピーリングによって肌の水分保持機能を正常に戻します。

 ■たるみの治療法はどのように。
 たるみを解消するには、皮膚を重力と反対の方向に引っ張り上げることが大切です。治療では超音波を使用します。皮膚の奥にある筋肉の層に働きかけ、内側からたるみを持ち上げます。そのほか、ボトックスを注射したり、皮膚に特殊な糸を挿入する方法もあります。いずれの治療も麻酔を使うので痛みを緩和できます。各治療の詳しい内容は、専門医にお尋ねください。



 
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