くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2015/11/13掲載
 
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老けて見えるたるみをレーザーで改善 顎のみ、目元のみなど、部分照射も可能
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
忘年会や同窓会など、人と会う機会が増えるこれからの季節。「顔のたるみやシミのせいで、老けて見られるのは嫌」「少しでも若く見られたい」という人は多いそうです。そこで、治療法について詳しく話を聞きました。

 ■たるみの原因とは。
 肌の潤いやハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが紫外線や乾燥の影響で減少すると、たるみを引き起こします。また、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも、原因の一つといわれています。

 ■最新の治療法を教えてください。
 筋膜層まで届くHIFU(高密度焦点式超音波)という、最新の医療機器を使います。真皮層でのコラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促します。顔全体のたるみのほか、首から顎のたるみにも効果的です。また、肌色のトーンアップや毛穴の引き締めも期待できます。

 ■顎のラインが特に気になります。
 顔全体というよりは、気になる箇所のみ治療したい、という声も多く聞きます。そんな方には、部分照射をおすすめします。見た目の印象に大きく左右する顎下のたるみや、目元のみの治療も可能です。HIFUは眉毛に影響なく照射できるので、上まぶたのたるみにも有効です。

 ■シミも同時に治療できますか。
 はい、可能です。同時治療の場合、たるみには、皮膚の真皮層までエネルギーが浸透するRF(高周波)と、レーザー光を同時に照射します。シミには、RFとIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。顔全体がキュッと引き上がるだけでなく、小さなシミやそばかすにも効果的です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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