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美容外科編

2015/11/6掲載
 
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「シミ・シワ・たるみ」と「ワキガ・多汗症」 切らずに治療して症状を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
季節を問わず相談がある、シミやシワ、たるみなど肌全般に関する悩み。また、意外とこの時季も治療する人が多い、ワキガや多汗症。今回はこれらの「切らない治療法」について話を聞きました。

 ■シミ、シワ、たるみの治療法について教えてください。
 まずシミですが、レーザーを使って消します。出力を調整することで、皮膚内の浅いシミから奥深くにあるシミまで対応できます。しかし、肝斑のように不用意にレーザーを当てると、かえって濃くなるものもあるので、しっかり症状を見極めることが大切です。次にシワですが、表情ジワはヒアルロン酸などを注入し、皮膚の中からシワの溝を押し出します。ちりめんジワは水分保持力の低下が主な原因なので、ピーリングで肌を活性化し、機能の改善を図ります。最後にたるみですが、超音波を照射して筋肉を刺激し、皮膚の内側からたるみを引っ張り上げる治療を施します。

 ■ワキガや多汗症の治療はどのように。
 ワキガは、皮膚常在菌が脇の汗を分解するときに発生するニオイが原因です。多汗症は、発汗量の異常によって起こります。治療では汗腺の機能を停止または抑制します。具体的には、電磁波を照射して汗腺を破壊する治療法があります。汗が出なくなるのはもちろん、多少の脱毛効果もあります。一時的に発汗を抑えたい場合はボトックスを注入します。これらの治療は手足や乳輪の汗・ニオイにも有効です。

 ■切らない治療のメリットは。
 入院が不要、傷痕が残らない、精神的負担が少ないなどが挙げられます。症状によって適した治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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