くまにち メディカルインタビュー
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皮膚科編

2015/11/6掲載
 
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対応をめぐって悩む子どもの水イボ治療 ストレスなく完治できる最新の塗り薬
 
アトピアクリニック院長
稲葉 葉一氏
お子さんに水イボができた場合、プールで他の子に感染するから「治してほしい」と言われ、一方でお医者さんには「放置しておいて大丈夫」と指示され、悩んでいる親御さんも多いそう。治療法について詳しく聞きました。

 ■水イボにはどのような治療法がありますか?
 現在、主な治療法としては水イボをピンセットなどでつまんで取り除く方法が行われています。しかし、この方法は痛みと出血を伴うので、水イボの数が多いとお子さんのストレスも大きくなります。水イボは1〜2年で自然治癒する病気です。放置しておけば治りますが、保育園や幼稚園、学校などからは感染予防のため治療を促され、病院を訪れる方も多いです。放置を推奨する病院にかかった場合は、病院と学校との指示の相違で、親御さんは板挟みになってしまいます。

 ■もっと手軽な治療法はありませんか?
 最近、塗るだけで完治する画期的な軟こうが開発されました。ピンセットで取り除いた場合に比べ、軟こうを1日2回塗るだけなので痛みもなく、痕が残りにくいのが特徴です。2カ月前後で水イボが消えていきます。この軟こうにより、お子さんだけでなく親御さんのストレスも解消されるでしょう。

 ■ニキビにも塗るだけで治る薬があると聞きました。
 ニキビは主に細菌と真菌の2種類の菌が原因とされています。従来は、細菌に効果のある抗生剤の内服や外用が主な治療で、真菌感染が疑われた場合には、それに抗真菌剤の外用を加えたりしていました。しかし最近、内服薬なしでも細菌にも真菌にも十分効果のある塗り薬が開発されています。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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