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歯を失った場合の治療法の選択 最適な治療プランを歯科医と相談して |
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パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
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歯周病や虫歯などで歯を失ってしまった場合でも、しっかり噛(か)めるようにする3つの治療法があります。それぞれの治療法を選択する際のポイントなどについて聞きました。 |
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脱着可能な義歯(入れ歯)治療、失った部分の周りの歯を削って橋架けするブリッジ治療、人工歯根を埋め込むインプラントの3つの方法があります。これらを基に、実際に治療にかけられる予算や時間などを患者さんと歯科医でしっかり相談しながらオーダーメードの治療プランを立てていきます。いずれか一つの方法を選ぶこともありますが、歯の状態に合わせて上顎は入れ歯、下はインプラントというように、複数の治療法を組み合わせて行う場合もあります。 |
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■中でも、インプラントは他の歯への負担が少ないと聞きますが…。 |
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インプラントは周りの歯を削ったり、留め具をかけたりしないので、残りの歯を守れるという利点があります。しかし、インプラント治療を希望する人でも、歯の状態や今後考えられるさまざまな変化を予測し、義歯が最適と判断すれば、それを採用します。現状と今後の変化を精査した上で、一人一人に適した治療計画を立てることが重要です。 |
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■治療途中、口元の見た目が悪くならないか心配です。 |
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前歯など外から見えやすい部分を治療する場合、「抜けたままでは恥ずかしい」など、治療途中の見た目を気にされる人は多くいらっしゃいます。しかし、当日中に仮歯を入れるので、自然な口元を保てます。無料相談を行っている歯科医院もありますので、心配なことがあれば、まずは専門医にご相談ください。 |
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