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美容外科編

2015/9/25掲載
 
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顔のたるみ、シワ、シミを改善。レーザーやヒアルロン酸などで行う肌治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
 夏の強烈な紫外線や冷房による乾燥などでダメージを受けた肌は、将来的にハリがなくなってたるんだり、シワやシミとなってしまうこともあるのだそう。今回は、肌全般の治療について話を聞きました。

 ■たるみの治療について教えてください。
 頬などのたるみ治療の場合、とても細い針を使い、たるみが気になる部分に特殊な糸を挿入する方法があります。糸を挿入することで肌の内部が刺激を受け、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。結果、肌のハリや弾力が高まり、たるみの改善につながります。効果の持続は約1〜2年です。入院は不要で、施術当日からメークもできます。このほか、皮膚の奥にある筋肉の層(SMAS層)まで届くよう超音波を照射し、皮膚の奥から皮膚を引き上げる治療もあります。いずれの治療も麻酔を使いますので、糸の挿入時や超音波の照射時など、痛みを感じることはほぼありません。

 ■シワやシミの治療法は。
 シワの治療では、シワの種類によって治療法が異なります。鼻から口の横にかけて出るほうれい線や眉間のシワなど比較的深いシワの場合、ヒアルロン酸やボトックスなどの薬液を注入して皮膚の奥からシワを押し上げます。また、ちりめんジワなど細かいシワの場合はレーザーやIPL(光エネルギー)を照射し、肌を活性化させます。レーザーやIPLは沈着した色素を除去できるので、シミの治療にも効果的です。しかし、シミの中にはレーザー治療が効果的な種類もあれば、肝斑(かんぱん)のように不用意にレーザーを照射するとかえって色調を濃くしてしまうタイプもあります。専門医がしっかりと症状を判断できるクリニックをおすすめします。



 
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