くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2015/9/11掲載
 
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疲れ顔には「水光注射」でハリとツヤを 夏にできたシミ・肝斑はレーザーで改善
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
夏に浴びた紫外線の影響で「肌にハリがなく、老けた気がする」「シミやくすみがひどい」といった悩みを抱えている女性は多いそうです。そこで、自然な若々しさを保つ治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■最新の肌治療を教えてください。
 近年注目を集めているのが、肌全体のきめを整え、光沢感やもっちり感を与える「水光注射」です。専用のマシンで、美肌保湿成分を顔全体の皮膚に、スタンプのようにショットしていきます。1ショットで5針同時に打て、短時間で均一に、しっかりと注入できるのが特徴です。また、機械ではなく手による施術方法もあります。打つ角度や深さ、速さを医師が調整します。いずれも注入できる美容成分は、ヒアルロン酸・ビタミン・ミネラルなど多岐にわたりますが、特に人気なのが成長因子。細胞分裂を活発化させるグロスファクター、EB(胎芽胚葉)などから、一人一人の悩みに合わせて医師が調合します。注射する針はとても細いので、痛みはほとんどありません。ダウンタイムもほとんどなく、施術の3〜4時間後、メークができます。

 ■シミも気になります。
 紫外線を浴びると肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、沈着することでシミになります。治療法としては、メラニン色素を除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果的です。また、軽度のたるみ、くすみのケアにも期待できるでしょう。シミの治療をしながら、肝斑やたるみの治療を行うことも可能です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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