くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容外科編

2015/8/7掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
切らない施術で心と体の負担を軽減 「ワキガ・多汗症」「豊胸」の美容外科治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
半袖やノースリーブになると気になる、脇からの汗やニオイ。また、薄着だとバストラインが目立って…と悩む女性も少なくないとか。夏場は特に増える「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の治療について話を聞きました。

 ■ワキガや多汗症の治療法について教えてください。
 多汗症は汗腺から出る汗の量が多いことが原因で、ワキガは、脇の表面に常在する菌が汗を分解する際に発生するニオイが原因です。ワキガと多汗症の治療では、脇から汗が出なくなるような施術を行います。主な方法に、電磁波エネルギーを脇に照射して汗腺を破壊する治療法があります。所要時間は両脇で約60分。効果は半永久的に続きます。一時的な効果を求める場合は、発汗作用をストップさせる薬液を脇に注射します。この方法だと効果は約半年となります。

 ■豊胸治療はどのように。
 ヒアルロン酸や、事前に吸引した自分の脂肪を使った治療法があります。ヒアルロン酸はもともと体内にある成分ですし、脂肪は自分自身の組織なので、拒否反応の心配がほぼ不要なのがメリットです。いずれも注射器で注入するため注入箇所や注入量の細かい調整が可能です。サイズアップはもちろん、「谷間がほしい」「左右の大きさをそろえたい」といった希望をかなえることもできます。

 ■切らずにできる治療が多いのですね。
 はい。患者さんの治療中・治療後の体への負担や、治療に対する不安などを考え、切開せずに行える治療が増えてきています。ただし、症状や希望によっては適した治療法が異なりますので、まずは気軽に専門医へご相談ください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ