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美容外科編

2015/7/17掲載
 
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入院不要で心身への負担も軽減 「ワキガ・多汗症」「豊胸」の切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
美容外科でも最近増えてきている切らない治療=B体への負担が少なく、精神面でのメリットも大きいのだとか。今回は「ワキガ・多汗症」と「豊胸」の切らない治療法について聞きました。

 ■ワキガ・多汗症の原因や治療法について教えてください。
 ワキガや多汗症は、脇に点在する汗腺から出る汗によって起こります。汗自体は無臭なのですが、その汗を皮膚常在菌が分解する際に発生するのが、ワキガ独特の、あのニオイです。多汗症は汗腺からの分泌異常が原因です。いずれの場合も、汗腺の機能を破壊または抑制することで症状が治まります。切らない治療では、今は電磁波エネルギーを使う方法が代表的です。脇にエネルギーを照射し、汗腺を破壊する治療で、所要時間は両脇で約60分。このほか、半年ほど汗腺の機能をストップするボトックス注射もあります。

 ■豊胸の治療法は。
 切らない治療で言えば、注射器を使った治療があります。ヒアルロン酸や、事前に吸引した自分の脂肪を注入する方法です。注入箇所や注入量が細かに調整できるので、「谷間が欲しい」「左右の大きさを整えたい」などの希望に沿った治療が可能です。ただし、大幅なサイズアップを希望する場合はバッグ挿入法がよいでしょう。

 ■切らない治療のメリットは。
 大きなメリットとしては、切開しないため出血せず、回復が早いので、入院不要ですぐ日常生活に戻れる点が一つ。傷痕が残らないことも利点と言えるでしょう。また、それらのことにより手術への不安が軽減される点も挙げられます。しかし、切らない治療で症状が改善するかは症状によって異なります。まずは気軽に専門医へご相談ください。



 
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