くまにち メディカルインタビュー
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婦人科編

2015/6/19掲載
 
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大切な体を守る子宮頸(けい)がん検診 気になる婦人科の症状は早めに相談を
 
聖アンナレディスクリニック院長
平井伸幸氏
蒸し暑く、不快指数が高くなるこの季節は、体調の変化に悩む女性も多いそう。婦人科系の病気や受診の注意点、子宮頸がん検診について聞きました。

 ■夏場になると、婦人科系のトラブルに悩む人が多いそうですね。
 おりものの量やにおいが気になったり、膀胱(ぼうこう)炎などのトラブルに悩む女性が多いようです。インターネットなどで情報を得て、自己判断で市販薬に頼ることによって、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。早めに専門医を受診して適切な治療を受けられることをお勧めします。

 ■なかには受診をためらう人もいらっしゃるそうですね。
 痛みや内診に対する不安から、ためらう方もいらっしゃいます。しかし、婦人科だからといって必ずしも内診を行うというわけではありません。まずは気になる症状や不安な点など、お話をお聞きしてから治療を進めます。時には、トラブルの相談をきっかけに、別の病気の発見につながるケースもあります。

 ■子宮頸がんについて教えてください。
 子宮頸がんは、20〜30歳代の若い女性に多いがんですが、検診による早期発見で完治が可能です。熊本市では、職場などで検診を受ける機会のない20歳以上で平成27年度内に偶数年齢になる女性は、指定医療機関で1200円で受診できます。また、熊本市では本年度20歳になる方など一定条件の女性に対し、今月末ごろから無料クーポン券を送付し、受診を呼び掛けます。自分と家族のためにも、大切な体を守る第一歩を踏み出していただきたいですね。お気軽にご相談ください。



 
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