くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2015/6/12掲載
 
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皮膚深部の筋膜からたるみを改善 シミも同時に治療できる画期的な機器が登場
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
気温の高い日が続き、紫外線も強かった5月。「シミやそばかす、たるみが気になる」「これからの梅雨の時季で何とかしたい」という方も多いそう。そこで、シミやたるみの治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■シミの治療法を教えてください。
 紫外線を浴びると、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、それが沈着するとシミになります。治療法としては、このメラニン色素を除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかす、くすみにも効果的です。

 ■たるみも気になります。
 シミの治療と並行して、たるみの治療を行うことができます。RFとレーザー光を同時に照射し、治療します。皮膚の真皮層に軽いヤケドを起こしコラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、顔全体がキュッと引き上げられます。メスは使用せず、特殊な麻酔と冷却ジェルを使って治療を行うため、痛みが少なく、直後からのメークも可能です。

 ■最新のたるみ治療法とは。
 たるみは、紫外線や乾燥のほか、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも原因といわれています。筋膜層の衰えを改善するには、従来だと外科手術が必要でした。しかし、そこまで届くHIFU(高密度焦点式超音波)という新しいレーザーが登場したことで、真皮層でのコラーゲン産生を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促すという画期的な治療が可能になりました。効果の持続は半年〜1年。1回でも十分なリフトアップが実感できます。顔全体はもちろん、首や顎回りのたるみにも効果的です。



 
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